被害者意識を捨てる 2
数週間前、あるスーパーで買い物を終えたわたしは、帰ろうとして駐車場へ出ました。
ドアをあけるとちょうどそこにショッピングカートが2つあります。
店の人が買い物袋をカートに乗せて駐車場のほうへまわしてくれていたのです。
そのうちの一つを自分のだと思って引っ張っていき、車にのせようと品物が入った袋をみると中身が違っているではありませんか。
別な人のと間違えたのです。
もう一つのカートがあった入り口のほうへ戻ろうとしたらプリプリした顔の女性が近づいてきます、店の副店長に付き添われて。
わたしもあわててそちらへ向かいました。
そして「どうも、間違えたようで……」と言いかけるや否や「それ、わたしのカートです!」と怒鳴られました。
「そうなんです、どうも……」と言おうとするとまた「わたしのカートです!」。
こちらが何か言おうとするたびにこう繰り返されるとこちらも頭にきてしまって扁恐れ入りますがもう一度おっしゃっていただけませんか」などと言ってしまいました。
彼女は「それは、わたしのカートです!」わたしは「そうですね」と言って引き渡しました。
・・・というより、その人にすでに品物の入った袋は渡してあったにもかかわらず、その女性はわたしの手元からカートをひったくるようにして持っていきました。